将棋やってる人って基本的に初心者に教えるつもりはないんだと思ってる

 これを読んだ。


 で、このダイアリ的に、ネタ元は5年前のエントリ。


 ハム将棋の10枚落ちに負けた話をした後、ハンデ挟んで上手い人と遊んでも、ただ弱っていくだけでつまらないって話をした。

 そしたら色々と有り難いコメントを貰ったわけです。

http://d.hatena.ne.jp/murishinai/20120421/p1#c1358725595

さすがにルールをしっかり読んだのにハム10枚落ちに負ける人には将棋は無理かもしれません

http://d.hatena.ne.jp/murishinai/20120421/p1#c1358996663

10枚落ちなら将棋を覚えたての5歳の息子でも勝てましたよ
次の日には6枚落ちにも勝ってました
10枚落ちにも勝てないのは将棋を知らないとか弱いとか以前に
頭が致命的に悪いんですよ

 これがすべてのプレイヤーの意見というわけではないと思いますが、高々40ブクマ程度のPVの記事に積極的にこんなん書いてくれる人はいるわけです。バカは無理して参加しなくて良いよって態度。

 んで、日本将棋連盟のサイトに書いてあるのがこんなコラム。対象は 本当に将棋を覚えたての「超初心者」の方 らしいのですが……

目安として、2ヶ月の間に30対局を指してみましょう。30対局を重ねるうちに、最初の1勝が見えてきます。初勝利はめちゃくちゃ嬉しいものです。

 つまり2日に1回遊ぶとして、それを 2ヶ月続ければそのうち勝てるんじゃね? って話。完全に教える気無いですねこれ。

 そして羽生さんの話。

羽生名人「将棋、あ、あまり知らない人とかに、そういう人が興味持った時に、『どういうのがいいですか?』っていうようなことを聞かれたらですね、もちろんどうぶつしょうぎも勧めるんですけど、もう一つはですね、これもネット上で、ハム将棋っていうのがあるんですね。

これ、何かって言うと、ハムって何かって言うと、ハムスターのことなんです。

で、キャラクターのハムスターが出てきてですね、で、あの、これで対局してくれるんですけど、めちゃくちゃ弱いんですね。初心者の人でも、自分が6枚落ち8枚落ちしても勝てるぐらいで。

何しろ相手はハムスターですから。

で、あの、やっぱりそういう、様々なところでの、敷居を低くしていく努力っていうのが、やっぱり非常に大事なことでもありますし」

 何かもう「ハム将棋に食い下がってついて行けるだけの情熱がない奴は、やってても面白くないんでやらなくて良いです」って意味が裏にあるのかと思って読んでた。多分、そんなことは思っていないのだろうけど、少なくとも子供の頃からやってるトッププレイヤーの人達では想像の及ばない領域なのだと思います。

 昔の時代の話として、将棋に興味を持ってやってみようって思った人は、実際にどこか人の集まっているところに出かけていって、それで楽しんでみるってすごくモチベーションの高い人材だったわけです。だから、スマホゲームアプリのひとつみたいな感覚で、何となく手を出したくらいの人に遭遇したことほとんど無いのでしょうし、そういう人が既存のプレイヤー集団にいないのですから、そりゃ、そんな軟弱で薄っぺらい人が「勝てない〜」なんて言ったところで「馬鹿なんじゃねぇの?」って反応になるのも何となく想像がつきます。


 とまぁ、そんな感じで、何か将棋人口は1000万人いるらしい*1ので、その中で何か頑張れる人だけが残る遊びなんだと思ってます*2

*1:http://www.shogi.or.jp/column/2016/11/3.html

*2:そして、そういう上澄みだけを集めた連中の結果が将棋連盟なのだとするのなら、やっぱ意識高い連中だけ煮詰めた集団が正常なバランス感覚持つわけねーよな、とか思ったりしてます